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透析について

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透析とは?

腎臓には尿を作ることにより、体内の老廃物の排泄、水分量の調節、電解質や酸性・アルカリ性の調節を行うはたらきがあり、また、血圧を調整する物質や造血ホルモンの産生、ビタミンDの活性化なども腎臓で行われています。
腎臓の機能が徐々に悪くなり、慢性腎不全の状態になった場合、腎臓の機能を回復させる治療法は現在でも開発されていません。そこで、腎臓の機能を代行する治療法が必要となります。
透析とは腎臓の「尿を作る」はたらきを代行する治療法なのです。
透析には大きく分けて、血液透析と腹膜透析の二つの方法があります。

透析の方法

血液透析
血液をいったん体の外に出し、人工透析膜(ダイアライザー)を介して老廃物や余分な水分を取り除いた後、きれいになった血液を体内にもどす治療法です。標準的には1回約4時間、週3回の透析を行います。
血液透析の場合、1分間に約200mlの血液をダイアライザーに通します。 通常の静脈では、これほどたくさんの血液を取り出すことができませんので、動脈と静脈を吻合して「シャント」と呼ばれる血流量の多い静脈を作る手術が必要となります。
国内では、透析患者さん全体の約95%が血液透析を受けておられます。
腹膜透析
透析センターおなかの中は腹膜という薄い膜で被われ、その内側を腹腔と呼びます。
腹腔内に透析液を注入し、そのまま貯留していると、腹膜を介して血液中の老廃物や余分な水分が透析液の方に移動してきます。
これを体外に排出することにより血液を浄化する方法が腹膜透析です。
腹膜透析の場合、腹腔内に透析液を注入・排出するためのチューブを埋め込む手術が必要となります。
通常、1回1~2Lの透析液を1日4~5回交換します。自動腹膜透析器(サイクラー)を用いて、夜間寝ている間に透析液を交換する方法もあります。
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