厚南セントヒル病院リハビリテーション部は平成6年に開設し、理学療法部門、作業療法部門の2部門が、それぞれの専門性を生かしたリハビリテーションを行っております。
当院では機能回復のみではなく、障害によって身体的、社会的に不利な立場におかれている方々が、その人らしい生活を取り戻し、地域社会へ参加できるように支援を行い、再び社会の一員として復帰できることを目標とした、リハビリテーション医療を提供していくことを心掛けています。
その為に当院では、中枢性疾患、運動器疾患、循環器疾患・泌尿器科疾患の急性期から早期離床を目標にリハビリテーションを開始いたします。そして、回復期、在宅・維持期に至るまで、一人ひとりの方に充実したサービスが提供できるように、多職種(医師、看護師、理学療法士、作業療法士、医療福祉相談員、管理栄養士)が参加する合同カンファレンスを定期的に行い、情報の共有を図ることで治療方針を統一し、効果的且つ充実した内容のリハビリテーションを提供するように努めています。
また当院では血液透析中においても理学療法士や作業療法士の指導やアドバイスを元に、電極式骨格筋電気刺激法(B-SES)やエルゴメーターを用いた運動療法を行うことで、透析患者さんの身体機能の低下を予防し、活動性の向上を目指していきながら、生活の質の改善に取り組んでいます。