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女性医師による内視鏡検査 Endoscopy by a woman doctor

厚南セントヒル病院の女性医師による内視鏡検査

女性医師による内視鏡検査

女性の大腸がん検診のススメ

女性のがん死亡原因の1位は大腸がんであること、ご存じですか?
大腸がんは、50歳代から増加し、毎年約15万人前後発症しています。血便や腹痛など症状が出てからでは進行がんになっていることも多く、大腸がん検診で便潜血(目には見えない出血)検査を行い、自覚症状が出る前に検査を受ければ、内視鏡治療ができる段階の大腸がんや大腸ポリープが見つかる可能性があります。
早期に治療を行えばほとんど治るがんであることも特徴ですので、大腸内視鏡検査で早期発見すれば怖い病気ではないのですが、山口県での女性がん検診受診率(2019年)は全国で最も低い28.6%を記録しています。
大腸ポリープの約8割は腺腫と言われており、腺腫は径10mmを超えると癌化率が上昇し、癌化する前がん病変であると考えられていますので、大腸ポリープを切除することは大腸がんの予防になります。

男女別がん死亡者数(2021年)

男女別がん死亡者数(2021年)

がん死亡数の順位(2021年)

1位 2位 3位 4位 5位
男女比 大腸 膵臓 肝臓
男性 大腸 膵臓 肝臓
女性 大腸 膵臓 乳房
出典 国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(人口動態統計)

検査までの流れ

大腸がん検診の検査までの流れ
大腸がん検診で便潜血陽性となった場合、二次検査は大腸内視鏡検査となります。検査は、前日に低残渣の検査食を食べていただき、当日は朝から腸の洗浄剤を飲んで排便し大腸に便がなくなってから、検査を行います。
検査中にポリープの切除を行った場合も、通常は入院の必要はなく、検査後すぐに食事も可能です。

女性スタッフによる検査体制

女性スタッフ1
女性スタッフ2
肛門から内視鏡を挿入する大腸内視鏡検査に抵抗がある方もいらっしゃると思いますが、当院では、女性医師による内視鏡検査を行っており、スタッフも全員女性です。
親しみやすく和やかな雰囲気で、初めての方でも不安や緊張感を和らげるよう、分かりやすく丁寧な説明を行い、安心して検査を受けていただけるよう努めています。
便通の不調や、お腹の症状、大腸がんの家族歴がある方など、気になることがあれば、気軽にご相談下さい。

FAQ

(Q1)検査の費用はどれくらいかかりますか。
市の検診クーポンを使った場合、75歳以上で便潜血検査だけなら300円で受けることが出来ます。便潜血検査が陽性となった場合、内視鏡検査は約10,000円~20,000円(3割負担の場合)程度となります。
(Q2)男性医師を希望することはできますか。
金曜日の午後はセントヒル病院、檜垣医師が担当します。
(Q3)検査、手術に痛みはありますか。
腹部の手術を受けた事がある方や、腸が長い方は痛みが出ることがあるので、細径内視鏡に変更してなるべく痛みが出ないように対応します。(鎮静剤を使用することもあります)
大腸ポリープ切除には痛みはありません。
(消化器内視鏡専門医 消化器内科部長 岡本真理子)

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