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その杖、正しく使えていますか?

その杖、正しく使えていますか?

その杖、正しく使えていますか?

近年では杖を利用して生活する方が増えてきています。それに伴いホームセンターなどでは杖の購入ができるようになってきており、杖がとても身近な存在となってきています。しかしながら、皆さんは正しい杖の使い方ができているでしょうか?
杖を買ったのは良いが、杖の高さが合わず、杖が低く腰が曲がってしまった状態で歩いたり、逆に杖が高くあまり杖が支えにならなかったりしていませんか?何年もその姿勢で杖を使い続け慣れているという方もいらっしゃると思います。しかし、悪い姿勢で長年生活を続けると、関節や筋肉に負担がかかり痛みが出たり、関節が硬くなったりと二次的障害が起きてしまいます。
そこで今回は、基本的な杖の高さについて紹介したいと思います。
① まず、杖を持つ手ですが、足の手術を受けている場合、杖は悪い足の反対側で持つことで、杖の効果を発揮します。例えば左足の手術をした場合は、右手で杖を持ちます。(両足が悪い場合は利き手や持ちやすい側、歩きやすい側で構いません)
② 次に高さですが、肘をまっすぐ伸ばした位置から少し曲げます。その姿勢でつかめる杖の高さが理想的な杖の高さとなります。(ほとんどの方が腰の高さの位置に杖がくると思います。)

最後に

杖の効果を最大限に利用し、何も持たない状態では不安で外に出ることが億劫になっている方も散歩や買い物など少しずつ活動範囲が広がっていくことでより充実した毎日を送る助けになればと思います。

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