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乳房専用PET装置

乳房専用PET装置(マンモPET)の特徴

  • 乳房をリング状に配置した最新の検出器と撮像技術で撮像することにより乳房だけを高精細、高解像度画像が得られます。乳房を大きく引き伸ばした状態で検査ができ、通常のPET装置よりも高分解能な画像が得られます
  • マンモPETでは、うつ伏せの姿勢で乳房をホール状の検出器に入れて検査をします。乳房を圧迫する必要がない負担の少ない検査です。
  • 痛みがなく短い検査時間で高精度な乳房検査を実現。検査時間は片側検査に約5分で、両側で約15分ほどです。
  • 検査には女性の診療放射線技師や女性看護師が対応し、ラグジュアリーな雰囲気の検査室で、リラックスして検査を受けていただけます。

乳がんの検診のみを希望される場合にはマンモPET単独検査も行いますが、F-18FDG PET/CTのがん検診に追加するオプション検査としての検査も行います。検査薬1回の投与で全身PET検査に続けて検査が可能です。PET検査では放射性医薬品F18-FDG(フルオロデオキシグルコース)を投与しますが、全身PET検査と同時に実施できるため、FDG投与1回で全身のPET検査に追加して検査ができます(マンモPET検査の為に追加のFDGの投与は不要であり、追加の被ばくはありません。)

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乳がんの発生要因について(国立がん研究センターがん情報サービスからの抜粋)

乳がんの発生には、女性ホルモンのエストロゲンが深く関わっていることが知られています。体内のエストロゲンが多いこと、また、体内にエストロゲンを加える経口避妊薬の使用、閉経後のホルモン補充療法は乳がんの発生する危険性を高めます。また、初経年齢が低い、閉経年齢が遅い、出産経験がない、初産年齢が遅い、授乳経験のないことが乳がんの発生する危険性を高めます。生活習慣に関しては、飲酒、閉経後の肥満、身体活動度が低いことが乳がんの発生する危険性を高めます。その他には、第一親等(自分の親または子)で乳がんになった血縁者がいる、良性乳腺疾患にかかったことがある、マンモグラフィで高濃度乳房であることがわかる、身長が高い、放射線による正常細胞への障害があることが、乳がんの発生する危険性を高めます。

「家族性乳がん」

母親や姉妹など血縁者に乳がんの発症経験がある女性では、そうでない女性に比べて2倍以上乳がんを発症しやすいことが知られています。

17番染色体にある「BRCA1」と13番染色体にある「BRCA2」は、遺伝子の傷を修復するうえで重要な役割を担っており、これらの病的な異常は、50%の確率で子供にも遺伝するため、家族内の乳がん発症率が高くなります。この部分に生まれついての異常があるため、がん細胞の増殖を制御できなくなって乳がんを発症しやすくなるとされています。遺伝性乳がんは、母親や姉妹など血縁者に乳がんの発症経験がある女性と比べ、更にリスクが高くなり、通常の遺伝子を持っている人に比べて乳がんを10倍以上発症しやすいとされています。

一口メモ

国立がんセンターの報告では乳癌の生存率にはT1b(0.5 cm 以上 1.0 cm 未満)とT1c(1.0cm 以上 2.0 cm 未満)の間に有意差があり(P=0.003)、径1.0 cm 未満の乳癌を発見することが重要と考えられる2)。

マンモグラフィは乳癌の発見のための標準的な検査であるが、若年者の高濃度乳腺では有効性が限定されている。一方、MRI は高濃度乳腺における乳癌の検出にも有用であり、その感度・特異度ともにマンモグラフィよりも優れているとの報告があるが、月経周期を考慮して検査を実施する必要があり、造影剤使用に伴う副作用が少なからず存在することが懸念される。

乳癌はFDG-PET 検査の保険適用疾患ではあるものの、従来の全身用PET 装置では径1 cm以下の小さな原発腫瘍に対する感度は低い。これは全身用PET 装置では空間分解能に限界があること、仰臥位での撮像では呼吸性移動により検出能が低下すること、健常な乳腺にも生理的なFDG 分布が認められることなどが原因としてあげられる。腹臥位撮像、遅延画像の撮像などの工夫を行っても、全身用PET 装置では十分な検出能は得られていないのが現状である。これらの課題を克服すべく開発されたのが、乳房専用の近接撮像型PET 装置である。

乳房専用PET 診療ガイドライン(平成25年7月 日本核医学会)から引用

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