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FDG PET/CTによるがん検診について

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F-18-FDG PET/CTによる「がん」検診について

「がん」は、不治の病ではありません。最近の治療の進歩により、早期の「がん」の段階で治療を受ければ、9割以上が完治する状況にあります。セントヒル病院セムイPET・画像診断センターでは、「がん」の早期発見そして治療へとつなげるための「がん」検診を重要視しています。早期に「がん」発見することは、生活の質の向上、在院日数の短縮、医療費低減、予後の改善に重要です。早期に「がん」発見するには検診を行うしかなく、「がん」検診を増やすことが、「がん」を克服する最良の方法と考えています。「がん」は早期発見さえできれば、もはや不治の病ではなく、1~2センチ程度のときは治癒率はぐんと良くなります。「がん」を小さいうちに発見すれば、内視鏡を使用した手術などの負担の少ない手術により完治できる可能性があり、からだへの負担を少なくするだけでなく、経済的な負担も軽くします。
がん診療の現場で大変重要な検査となっているF-18-FDG PET/CT検査は、がん検診にも威力のある検査法として注目されています。F-18-FDG PET/CT検査は、全身を撮像し、さまざまの「がん」を早期に発見するのに威力のある検査法です。F-18-FDG PET/CTによる検診は、日本で20年以上の歴史があり、海外にはない日本独特の検診法の1つであり、日本核医学会分科会PET推進協議会から「FDG-PET がん検診ガイドライン」が出されており、F-18-FDG PET/CT検査による適切な「がん」検診の方法が提唱されています。日本では、現在1年間に10万人がF-18-FDG PET/CTによる「がん」検診をされています。
全身を一度に撮像するF-18-FDG PET/CT検査では、全身の多様な「がん」が検出されるのが特徴です。FDG-PET検診で見つけられた「がん」で多いものは甲状腺癌、大腸癌、肺癌、前立腺癌、乳癌、胃癌、 膵臓癌、悪性リンパ腫、腎癌などがあり、ほかに多発性骨髄腫や骨腫瘍などを含め、多様な「がん」が発見されるのが従来の「がん」検診にはない特徴となっています。FDG PET検診で 「がん」が見つかる頻度は100人中1.2-1.6人です。臓器別に行なう通常の検診と比べ、FDG-PET検診では多様な「がん」が見つかり、5-10倍ほど発見率は高い状況です。ただし、FDG-PET 画像で発見しにくい「がん」もあり注意が必要で, FDG-PET/CT検査では、CT画像での形態変化を詳細にみる必要があります。例えばスキルス胃癌や粘液成分の多い嚢胞性の悪性腫瘍や、悪性度の低い前立腺癌、比較的小さい脳腫瘍などです。「がん」といっても代謝が高くないものはFDGが集まりにくい例があり、またFDG は尿中に排泄されたため、尿路系、特に膀胱癌の発見は困難です。FDGが集まりにくい「がん」を見逃さないため、『FDG-PET がん検診ガイドライン 』では、内視鏡検査や超音波検査、各種腫瘍マーカー、便・尿検査などを組み合わせることを推奨しています。セムイPET・画像診断センターでも、PET/CT装置に加え、最新鋭の3T MRI装置やマルチスライスCT装置、超音波装置などを導入し診断能の向上を図るとともに、従来の超音波検査や内視鏡検査や血液検査(腫瘍マーカーなど)などを組み合わせて、「がん」の早期発見に努めています。
最近は「がん」治療も目覚ましい進歩していますが、やはり基本的には『がん予防・がん検診』は重要とされています。40代を越えると気になる「がん」検診ですが、受けたいと思いながらも、“まだ大丈夫と思う。忙しいし・・・”という方も多いのではないでしょうか。「がん」は多くの場合、自覚症状がないまま進行しますので、早期発見のためには定期的にがん検診を受けることが大切です。日本は高齢化社会となり、今や、2人に1人が「がん」になる時代です。「がん」が心配な方、50歳以上の方、現在喫煙中或いは過去に喫煙していた方、家族・親戚にがんの病歴がある方などは、特に早期発見のための PET/CT 検診をお勧めします。また、「がん」予防には、バランスのとれた食事や適当な運動、良質の睡眠等、日ごろの生活習慣を見直すことも大事です。検診は自分自身の体を見つめなおす良いチャンスです。検査技術は日進月歩で進んでおり検診のイメージも変わりつつあります。FDG-PET CT検診を含め、検診を受けられ、検診結果を元にライフスタイルを見直して「がん」予防に必要な対策をとれば、高齢になってもより豊かな生活が可能となり医療費削減にも繋がります。
また、F-18-FDG PET/CT検査では、全身を見渡して撮像するため、さまざまの良性疾患も見つけられます。当施設では、受診者、御自身では自覚症状もなく気づいておられなかった炎症性腹部大動脈瘤、腹部大動脈動脈瘤 、肺結核症 、非結核性抗酸菌症 、気管支肺炎、肺気腫 、肺分画症 、冠動脈の高度石灰化 、脾臓の炎症性偽腫瘍 、活動性のある副鼻腔炎 、甲状腺腫、慢性甲状腺炎 、腎結石、尿管結石 、高度の前立腺肥大症 、肝血管腫 、肝嚢胞 、高度脂肪肝 、膵臓の嚢胞性病変 、胆石、 大腸腺腫 、食道ヘルニア 、副腎腫瘍、 卵巣嚢胞性腺腫、子宮筋腫、腎嚢法 、脳の髄膜腫 、下垂体腺腫 、関節炎など多くの多彩な良性病変も検出されています。なかには、早めの治療が必要な良性疾患も見つけられています。
セムイPET・画像診断センターでは、受診された方々がリラックスし落ち着いた気持ちで検査を受けていただけるように、居心地の良い待合室を装備し、スタッフ一同、安全で安心な検査を受けていただけるよう日々、努めております。         
             
セムイ放射線室長 菅 一能

PET検診発見の癌の一例

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