• 標準
  • 大
  • 特大
医療法人聖比留会セントヒル病院の電話番号

第2回医療法人聖比留会研究発表会を開催して

平成27年5月9日(土曜日)に第2回 医療法人聖比留会研究発表会が開催されました。この研究会は松﨑会長(前山口大学医学部附属病院長 前山口大学第二内科教授)のご発案により昨年より始まった会です。この会発足にあたって、松﨑会長の意図はセントヒル病院の医療の質の向上、セントヒル病院勤務医師、看護師、コメディカルの日頃の研究成果の発表の機会、セントヒル病院に勤務する職員相互の親睦、山口大学医学部医師とセントヒル病院の連携の強化と理解され、今回もこの目的に沿ったよい会となったと思われます。

今回、松﨑会長の基調講演と一般演題は8題のご応募をいただきました。松﨑会長の食道心エコー検査のお話は、先生が第二内科に入局されてからずっと一貫し取り組まれてライフワークとされたお仕事で、世界に冠たる業績であり、非常に感銘深いものでした。国際誌CirculationのReviewを日本で初めて執筆されたことは、今回始めてお話しされましたがその業績の偉大さに改めて感嘆しました。

一般演題は、発表順に、久保看護師さんのPET-CTにおける業務改善、山口大学歯科口腔外科医師 梅田先生のセンチネルリンパ節に関する研究、厚南セントヒル病院 土居先生の心臓ペースメーカー植え込み術の実績、西岐波セントヒル病院 柴田先生の大学で行われた小腸検査の最先端の研究、西岐波セントヒル病院 放射線科 菅先生のメチオニンPET/CTの有用性に関する研究、山口大学消化器病態内科 高見講師 日本初の自己骨髄細胞を用いた肝臓再生療法の研究、西岐波セントヒル病院 放射線科 玉井技師のPET-CTの精度向上のための技術紹介、西岐波セントヒル病院 薬剤部 松谷先生の注射薬血管外漏出に対する薬剤師の活動の報告と各分野から素晴らしい発表でした。

分野は変えても、専門外の人にも分かりやすい内容で、各演者の技量は素晴らしいものでした。新しい知識は、医療人にとって新たなる脳の刺激となり、明日からの医療にきっと役に立つことでしょう。

最後に、会の進行をご指導いただいた菅放射線科部長をはじめ、会場の設営、電気機器関係にご尽力いただいた原田さん、運営全般から経理関係にもご協力いただいた国繁さん、事務部の皆さんに厚く御礼申し上げます。

来年も多くの御発表をいただき、盛会になることを祈念します。この度は有難うございました。

 

平成27年6月19日  消化器科主任部長  檜垣真吾

 

 

 

PAGE
TOP